子供が大学受験後に予備校のチューターをしていた時、受験時に親にしてもらって嬉しかった事を聞かれて、御岳山に連れて行ったもらったことですと答えていたようです。最後に写真を載せますが、なかなか素晴らしい場所で、散歩がてら年に数回ほど訪れる場所です。
子供が高3の1学期の時、尋常でないほど勉強をしていて、勉強をとめに入ったほどでした。しかし、思ったほどなかなか成績が伸びず、反動で8月、9月は勉強に身が入らない様子でした。さすがに9月の中ぐらいになると、もうそろそろエンジンをかけ始めた方がいいかと思い、9月15日、気分転換に御岳山に行こうと誘いました。最初は気乗りしていない様子で半ば強引に連れ出し、いざ行くと、川が流れている岩に腰かけて、“ここいいね。ずっといたい!”と参考書を広げて読んでいました。いい気分転換になったようでした。
私が大学受験の時は、物理が大変で、数学に比べると3倍大変だと友達とよく話をしておりました。当時は、とても分厚い“親切な物理”と“難問題の系統とその解き方”が参考書の定番でしたが、理解できず、大学で使用するような本を読んで、理解しようとしていました。ちなみに朝倉書店の熊谷寛夫先生の“電磁気学”は名著だと思っています。残念ながら、今は廃版のようですが。
物理は非常に苦労した思いがありましたので、子供が大学受験の時に、少しでも楽ができるようにと、大学で習う数学の中で、物理で使えそうな微分方程式の公式をまとめたりして渡しました。しかし、その用紙は、学校のプリントや模試のプリントの奥の奥の方に埋もれていました。本人曰く、そんな難しい事を知らなくても問題は解けるというものでした。。。そちらは、役に立たなかったようです。
大学受験は、受験する本人の受験ですので、本人がやりやすいようにサポートするのが良いようです。確かに、自分の大学受験を振り返ると、夜食を用意してもらったことがとても有難かったことを思い出します。